荒れた予選
今週は、2戦連続の市街地サーキットでのレースです。
舞台はアゼルバイジャンのバクー市街地サーキットになりますが、前線のモナコと性格の違うサーキットです。
セクター1は直角コーナーの連続・セクター2は旧市街地の城壁を回るレイアウトでなんといってもターン8~11にかけてのセクションは幅が約7㍍でマシンが一台がやっと通れるもの凄く狭いスラロームセクションがあり、セクター3は約2kmのストレートの全開加速区間でなおかつ路面は波打ってマシンが上下に動いて見えます。 ここが一番の勝負所でDRSを使った攻防が見ものです。
さて予選ですがQ1開始直後にいきなりストロール選手(アストンマーチン)がクラッシュで赤旗中断・Q1残り10分あたりでジョビナッツィ選手(アルファロメオ)がクラッシュで再度赤旗中断。角田選手は今回は落ち着いて11番手のタイムでQ1突破!
引き続きQ2では終盤にリカルド選手(マクラーレン)がクラッシュで赤旗中断でQ2打ち切り。角田選手はなんと4番手のタイムで初のQ3進出。
ホンダエンジン勢初の4台Q3進出‼
いよいよ、最終順位を決める10台によるQ3です。しかし、セッション終盤に角田選手が痛恨のクラッシュでまたしても赤旗中断でそのままセッション終了という本当に荒れたよせんでした。
ポールは2戦連続でルクレール選手(フェラーリ)2番手は今回も不調だったハミルトン選手(メルセデス)3番はホンダ勢のエース、フェルスタッペン選手(レッドブル)という三つ巴になりました。
4番手ガスリー選手(アルファタウリ)、5番手サインツ選手(フェラーリ)、6番手ノリス選手(マクラーレン)、7番手ペレス選手(レッドブル)、8番手角田選手(アルファタウリ)、9番手アロンソ選手(アルピーヌ)、10番手にボッタス選手(メルセデス)というグリッドで明日の決勝に臨みます。
角田選手のマシンはフロントからバリアに突っ込む形でクラッシュしましたが、エンジンやギアボックスなどがある重要なリアエンドでなくフロントウィングやフロントサスペンションと比較的修復し易い部分なのが不幸中の幸いです。
決勝は落ち着いてレースをまとめて開幕戦以来のポイント獲得に期待します。
そして、フェルスタッペン選手も選手権ポイントのトップをキープ出来る結果を期待して応援します。
今回は4台のホンダ勢がトップ10に入ってるので拳に力が入りながら決勝中継を見てしまいそうそうです…